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真っ赤な空を見ただろうか
その日にあった事を適当に綴っていこうと思う。

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君が思い出になる前に。

110 :ほんわか名無しさん :2005/08/31(水) 22:13:02

ちょっと昔の話…
まぁゆっくりと聞いていってよ。

俺には昔からつるんでる4人の親友がいる。
そいつらは腐れ縁って言いたいほど常に一緒だった。
遊ぶのも、勉強するのも、ちょっとした悪事を働くときもなw
時には喧嘩もした。男5人もいれば殴り合いなんてコミュニケーションみたいなもんだ。
「ごめん」の一言が無くても時間が解決してくれた。

そうそうこんなこともあったなw
俺たちの中で唯一彼女がいる「シュウ」。でも彼女に全然かまわないで俺たちと遊んでいたらフラれたw
バカだよなw






111 :ほんわか名無しさん :2005/08/31(水) 22:15:07

夏だった…そのシュウが死んだのは。

アイツの趣味のバイクでの事故。
車の陰から飛び出してきた女の子をかわしたら反対車線のトラックと衝突。
しぶといことに女の子に「怪我無かったか?」と聞いたらしい。
女好きのアイツらしいよw そして病院へ搬送中に心停止。

病院に駆け付けたら伯母さんが泣いていて顔には白い布が置いてあった。
俺たちは泣けなかった。
死んだことを認めたくはなかった。
「おい!起きろよ!」って言ってもダメだったな…。

数日経って葬式当日
クラスメートたち家にが集まっていたが俺たちは行かなかった。
「俺たちの別れがこんな簡単なものなのか」って感じだったよ。

あいつの骨が墓に収められるのを物陰に隠れながら見ていた。
あいつの伯母さんが泣いていて伯父さんが肩を抱いていたのをはっきりと覚えてる。






112 :ほんわか名無しさん :2005/08/31(水) 22:18:14

墓の前から誰もいなくなったのを見計り俺たちは墓の前へ。

「こんなとこに入っちまうんだなぁ」
「そうだな…」
と暗く会話をした後は沈黙。

シュウとの思い出を思い出していた。
たぶん皆 同じ。
気付くと皆 涙を流していた。

その時後ろから「来てくれてありがとね」と声が聞こえた。
あいつの両親だった。

逃げようとしたその時、伯父さんが
「来ない事は分かっていたさ。たぶんシュウも来ては欲しくなかったはずだ」
と優しくて少し悲しい笑顔をした。

「息子はシュウは後悔してないよ。君たちと出会えた人生に。
兄弟のように育った君たちが他人と同じ別れじゃ嫌だよな。
でもたまにで良いから会いにきてやってくれないか?シュウと私たちに。」

俺たちは伯父さんの優しい言葉に返事が出来なかった。
したくても出来なかった。
涙が視界を邪魔して、鼻水が詰まって上手く話せなかった。
ただ「ゔん゙」と一言答えた。


明日はシュウの命日。
社会人になった俺たちが地元へ戻りシュウに会う日。
もちろんあいつの好きなマルボロとキリンを持っていく。
墓の前の集まった俺たちはいつものように飲み会になっちまう。

俺たち「5人」の友情は永遠だ。


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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

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